〜 年金が「2階建て」といわれる理由 〜

日本の年金制度はよく「2階建て」と言われますが、その仕組みを解説します。
サラリーマンやOLの方は厚生年金、公務員等の方は共済年金に加入していますが、厚生年金・共済年金保険料の一部は自動的に国民年金(基礎年金)に拠出される仕組みになっています。このため、厚生年金・共済年金に加入している方たちは、保険料を払わなくても国民年金にも加入していることになります。
つまり、すべての公的年金に加入している方は、必ず国民年金に加入していることになりますので、国民年金を基礎年金と呼び、2階建ての1階部分に例えられます。
そして、厚生年金・共済年金は報酬比例の仕組み(支払う保険料は給料額から計算され、受け取る年金も支払った保険料総額から計算される)になっていて、2階建ての2階部分に例えられます。

2階建てプラスアルファの公的年金のしくみ
厚生年金基金
職域相当部分
【3階部分】
←国民年金基金
厚生年金保険
共済年金
【2階部分】
←付加年金
国民年金(基礎年金)
【1階部分】
自営業者等
第2号被保険者の
被扶養配偶者
民間サラリーマン・OL
公務員等
第1号被保険者
第3号被保険者
第2号被保険者

ワンポイント
国民年金や厚生年金の「公的年金」に対して、民間保険会社などで販売している年金タイプの金融商品を「個人年金」と呼んでいます。
個人年金は、上の図の3階、4階部分にあたり、老後の生活費の不足を補う手段としては、おすすめの金融商品といえます。若い頃から毎月少しずつでも積み立てておき、65歳から終身で受け取れるような掛け方が理想です。最近では、いわゆる「団塊の世代」の退職金を対象とした「一時払いタイプの個人年金」が充実してきているようです。
個人年金の詳細につきましては、各金融機関にお問い合せください。
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